【総務省・各社公式で確認】格安SIMは、回線を借りて安く提供する事業者のことです

よく聞くけれど、格安SIMが何なのか、なぜ安いのか、デメリットは無いのかがよく分からない。
この記事で分かること
- 格安SIM(MVNO)のしくみと、会社の4つの種類
- 3GBの実質月額最安は楽天モバイルの1,078円
- 各社公式で確認したメリット・デメリット
月4,510円データ無制限で大手キャリア(au)と比べた差
【楽天モバイル】他社から乗り換えで 10,000ポイント
公式キャンペーンページからの申し込みで
→10,000ポイント
新規は7,000ポイント・要エントリー・2026年9月18日公式確認
楽天カード会員は20,000ポイント(10月5日10:00の申込分まで・条件あり)
【結論】回線を借りて安くする仕組み
格安SIMとは、大手キャリアから回線を借りて安く提供する事業者(MVNO)のことです。同じデータ無制限の使い方なら、大手キャリアの中でいちばん安いau(月7,788円・割引前)に対し、当サイトの計算では楽天モバイルが月3,278円まで下がります(2026年9月26日確認)。
1位月3GB・通話オプションなし・2年で見た場合
楽天モバイル最強プラン
1,078円/月
詳しく(総額・初期費用・注意点)
2年の支払総額 25,872円契約時の初期費用 0円(上の総額に含みます)
- 全30プランを同じ条件で計算した中で、いちばん安いプランです。
この額になる計算
月3GB・通話オプションなし・2年で計算
2年の総額 25,872円を24か月で割ると、月あたり1,078円です。
格安SIMとは、ドコモ・au・ソフトバンクなど回線を持つ会社から設備を借りて、 低価格でサービスを提供する事業者(MVNO)のSIMカードです(総務省の説明による)。 自社で回線を整備するコストがかからないぶん、月々の料金を安くできます。
当サイトの実質月額計算で、いま最も安いのは次の1件です。会社の種類ごとの違いや、 なぜ安いのか、デメリットは何かを、この下で順に説明します。
格安SIMのしくみ
ここでは、格安SIMがどういうしくみで成り立っているのかを確認します。まず知っておきたいのは、 電話をかける・データをやり取りするための「回線」そのものと、それを利用者に売る「事業者」が 別々になっている、という点です。
総務省は「格安スマホ/格安SIM」を、通信設備を持つ会社からネットワークを借りてサービスを 提供する事業者(MVNO)のサービスと説明しています。
対して、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのように自社でネットワークを整備している 会社はMNOと呼ばれます。
MVNOとMNOの違い
MVNOは回線を借りる側、MNOは回線を持つ側です。
格安SIMのほとんどはMVNOが提供しています。
回線を借りている以上、その回線を持つ会社(ドコモ・au・ソフトバンクのいずれか)の設備の 込み具合に影響を受けます。次に、事業者の種類ごとの違いを見ていきましょう。
会社の種類で何が違うか
格安SIMという言葉でひとまとめにされがちですが、当サイトが収録している30プランは、 大きく4つの種類に分かれています。回線を自分で持つかどうか、店舗を持つかどうかで、 料金と速度の傾向が変わります。
| 種類 | 例の会社 | 3GB最安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 大手キャリア(MNO) | ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル | 1,078円(楽天モバイル) | 楽天のみ収録 |
| キャリアオンライン専用 | ahamo・povo2.0・LINEMO | 1,870円(povo2.0) | 大手直営・安い |
| サブブランド | UQ mobile・Y!mobile | 3,631円(UQ mobile) | 速度は本体並み |
| 格安SIM(MVNO) | 日本通信SIM・IIJmio・mineo・イオンモバイルなど15社 | 1,268円(HISモバイル) | 回線を借りて運営 |
表のとおり、いちばん安いのは大手キャリアの中でも料金体系が格安SIMに近い楽天モバイルと、 MVNOの会社です。オンライン専用プランとサブブランドは、大手キャリア本体の速度をそのまま 保ちながら料金を抑えた中間的な位置づけで、混雑時の速度が心配な方に向いています。
大手キャリア(MNO)はドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社ですが、当サイトの 実額計算に載っているのは楽天モバイルだけです。ドコモ・au・ソフトバンクの値上げの 状況は料金改定まとめで確認できます。
なぜ安いのか
ここでは、格安SIMがなぜ安いのかを、公式の説明から確認します。理由は大きく2つに分けられます。
- 回線を借りているため、通信設備そのものを整備・維持するコストがかからない
- 店舗を持たない、または少ない会社が多く、店舗の賃料や人件費を抑えられる
総務省は「サービスの提供内容や利用者の状況にあわせて大手からネットワークを借りることで、 低価格のサービスや多様なサービスを実現している」と説明しています。UQ mobile公式も、 設備投資と維持費の負担が小さいことに加え、オンライン中心の対応で人件費や販売管理費を 抑えている点を安さの理由として挙げています。
裏を返すと、店舗を多く持つ会社や、大手キャリア本体の回線をそのまま使う会社は、 この分のコストが料金に乗りやすいということです。このあと、格安SIMと格安スマホという 似た言葉の違いを整理します。
格安SIMと格安スマホの違い
「格安SIM」と「格安スマホ」は、似た場面で使われますが指しているものが違います。 povo公式も、この2つの言葉が混同されやすいと案内しています。
今の端末に不満が無いなら、SIMのみの契約で乗り換えたほうが、端末代がかからず総額を 抑えられます。端末そのものも新しくしたい方は、格安スマホとして端末とセットで 探すことになります。
格安SIMのメリット
ここでは、格安SIMに乗り換えるとどう良くなるのかを、実額と公式の解説の両方から確認します。
- 月々の料金が下がる — 格安SIMの最大のメリットは料金の安さです。当サイトの実質月額の計算でも、同じ使い方で大手キャリアより安くなる会社が大半を占めます。
- 料金体系がシンプルで分かりやすい — オプションやセット割で複雑になりがちな大手キャリアと違い、多くの格安SIMはデータ容量ごとにプランが分かれているだけの分かりやすい料金体系です。
- 今使っている端末をそのまま使える — SIMだけを契約する場合、今の端末はそのままで、SIMカードを差し替えるかeSIMを書き込むだけで乗り換えられます。端末代を新たに払う必要はありません。
- 契約期間の縛りがゆるい会社が多い — 契約期間を設けず、いつ乗り換えても違約金がかからない会社が多いのも特徴です。使ってみて合わなければ、すぐに他社へ移りやすくなります。
データ無制限で同じように使う場合、auから楽天モバイルに替えると、上で見た月4,510円の差がそのまま当てはまります。
デメリットと注意点
安さだけを見て決めると、あとで困ることもあります。各社公式が案内している範囲で、 実害につながりやすい注意点を整理しました。
- 混雑する時間帯に速度が落ちやすい — 格安SIM(MVNO)は大手から回線を借りているため、平日12時台や夕方の通勤時間帯など利用が集中する時間に通信が不安定になったり、速度が落ちたりしやすい傾向があります。
- データの大容量・無制限プランを選べない会社がある — 会社によっては20GB以上の大容量やデータ無制限のプランを用意していません。使う量が多い方は、契約前にその容量のプランがあるかを確認する必要があります。
- 通話料金が高くなりやすい — 多くの格安SIMはかけ放題オプションを付けない限り、30秒あたりの通話料が大手キャリアの無料通話込みプランより高くなりやすい傾向があります。電話が多い方は、かけ放題オプションの有無と料金を確認したほうが安心です。
- キャリアメールがそのまま使えない — 多くの格安SIMは@docomo.ne.jpのようなキャリアメールを提供していません。今の連絡先として使っているなら、乗り換え前にGmailなどへ登録先を移すか、有料の「メール持ち運び」を検討する必要があります。
- 対面のサポートが少ない — サポートを受けられるのは原則オンラインのみという会社が多く、店舗数も大手ほど多くありません。初期設定を自分で行うのが不安な方は、店舗のある会社を選ぶか周りの手を借りる前提で考えたほうが安心です。
- 支払い方法がクレジットカード中心の会社がある — 会社によっては支払い方法がクレジットカードのみで、口座振替やデビットカードに対応していない場合があります。クレジットカードを持っていない、または使いたくない方は、対応会社を先に確認しておく必要があります。
- LINEの年齢確認ができない場合がある — LINEの年齢確認は携帯会社への契約者情報の照会が必要な機能で、対応していない格安SIMでは実行できません。年齢確認ができないとLINEのID検索ができなくなります。
- 端末とのセット販売やキャリア独自サービスが少ない — 直接販売しているスマホの種類が大手より少なく、大手キャリア独自の災害用伝言板サービスが使えない会社もあります。今の端末をそのまま使う前提で選ぶのが基本です。
- 家族割引やセット割を使えないことがある — 格安SIMの多くは、大手キャリアにある家族割引や光回線とのセット割に対応していません。家族でまとめて安くしたい方は、対応の有無を先に確認したほうが安心です。
気になる項目があれば、それぞれ詳しいページで会社ごとの対応を確認できます。
支払い方法がクレジットカードのみだと困る方は口座振替で払える格安SIMやデビットカードで払える格安SIMを、 LINEの年齢確認が気になる方は対応している格安SIMを見てください。
乗り換えの前に確かめておきたい古い情報は格安SIMのよくある誤解・古い情報にまとめています。
向いている人・向かない人
上のデメリットを踏まえると、向き不向きがはっきりしています。次の条件に強く当てはまる方は、 無理に乗り換えなくてよい場合があります。
右側に強く当てはまる方が多いほど、格安SIMよりサブブランドや大手キャリア本体のほうが 合っている場合があります。条件ごとの詳しい判断は格安SIMをやめた方がいい人で 5つに絞って解説しています。
始める手順
向いていると分かったら、実際に乗り換える手順は次の5つです。順番に進めれば、 複雑な手続きはありません。
容量から探すなら容量から選ぶ、使い方から探すなら使い方から選ぶが早いです。
iPhoneで使う設定はiPhoneを格安SIMで使う設定、eSIMの当日開通の締切はeSIM対応の格安SIMにまとめています。乗り換え(MNP)の 詳しい流れと費用は乗り換えの手順と費用で確認できます。
「格安SIMとは」のよくある質問
格安SIMとは何ですか?
格安SIMとは、通信設備を持つ大手キャリアから回線を借りてサービスを提供する事業者(MVNO)のSIMカードのことです。
自社で回線を整備するコストがかからないぶん、月々の料金が安くなります。(2026年9月26日に総務省で確認)
MVNOとは何ですか?格安SIMと同じ意味ですか?
MVNOは「仮想移動体通信事業者」の略で、格安SIMを提供している事業者そのものを指す呼び方です。
総務省の説明では、格安スマホ・格安SIMは一般にMVNOと呼ばれる事業者のサービスを指すとされており、実務上はほぼ同じ意味で使われています。
格安SIMはなぜ安いのですか?
総務省は、大手からネットワークを借りることで低価格のサービスを実現していると説明しています。UQ mobile公式も、通信設備そのものの整備・維持にかかる費用や、店舗・人件費を抑えられる分を料金に反映していると解説しています。
格安SIMと格安スマホは何が違いますか?
格安SIMは今使っている端末にSIMカードを差し替えるかeSIMを書き込むだけで契約でき、端末は買い直しません。格安スマホはSIMと端末がセットで販売される契約方法で、当サイトが比較しているのはSIMのみの契約が中心です。
格安SIMのデメリットは何ですか?
各社公式でよく挙げられているのは、混雑時間帯の速度、データの大容量・無制限プラン、通話料金、キャリアメール、対面サポート、支払い方法、LINEの年齢確認、端末やキャリア独自サービス、家族割・セット割の9点です。
当てはまるかどうかは会社ごとに違うため、下の一覧で確認してください。
格安SIMは実際にいくら安くなりますか?
使い方や比べる相手で変わりますが、データ無制限で同じように使う場合、大手キャリアの中でいちばん安いauの使い放題MAX+(データ無制限・割引前)が月7,788円です。
当サイトの実質月額計算では楽天モバイル「最強プラン」が月3,278円で、月4,510円下がります(2026年9月17日・2026年9月24日に確認)。
格安SIMはやめたほうがいいですか?
昼の混雑時に外で高速通信を多用する方、キャリアメールが手放せない方、対面サポートが必須な方は、無理に乗り換えない方がよい場合があります。それ以外の多くの方は、月平均で見て確実に安くなります。
詳しい5つの条件は「格安SIMをやめた方がいい人」のページにまとめました。
格安SIMに乗り換えても電話番号はそのまま使えますか?
使えます。MNP(携帯電話番号ポータビリティ)という制度で、番号を変えずに他社へ乗り換えられます。
現在は多くの組み合わせがMNPワンストップに対応しており、乗り換え先での手続きだけで完結します。
格安SIMでもキャリアメールやLINEの年齢確認はできますか?
キャリアメールは多くの格安SIMで使えず、有料の「メール持ち運び」(月330円)で残す形になります。LINEの年齢確認は携帯会社への契約者情報の照会が必要な機能で、対応していない会社ではID検索などに制限が出ます。
対応している会社は別ページにまとめています。
まとめ:格安SIMは回線を借りて安くしている事業者のこと
出典
料金は各社の公式ページに載っている税込の額です(2026年9月17日に確認)。MVNOの定義・メリット・デメリットの各社公式の記載は2026年9月26日に各社公式で確認しました。
- 総務省「携帯電話ポータルサイト|5.格安スマホ/格安SIMってなに?」
- povo公式(格安SIMとは?選び方やメリットなどを解説)
- UQ mobile公式(格安スマホとは?携帯キャリアと何が違う?)
- 楽天モバイル公式(格安SIMのデメリット11個)
- 楽天モバイル公式(料金ページ)
- au公式(料金改定のお知らせ)
- ソフトバンク公式(メリハリ無制限+)
- ドコモ公式(ドコモMAX)
計算の方法と運営者は運営者情報・計算方法、広告の扱いはサイトポリシーに公開しています。提携の有無で順位・強調・文言は変えていません。
料金・条件は各社公式で確認した内容ですが、改定されることがあります。誤りに気づかれたら bizdev.next@gmail.com までお知らせください(訂正は更新履歴に記録します)。
この記事をシェアする
この記事は参考になりましたか?
- 格安SIM比較
- 格安SIMとは
この記事を書いた人・確認した人
検証: SIM実額ナビ編集部
料金は各社の公式ページで編集部が確認し、計算はすべて当サイトの決まった計算方法で行っています。




















