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SIM実額ナビ
格安SIMを「実際にかかる総額」で中立に比較
収録 29 プラン / 最終更新 2026年8月26日

楽天モバイルが不利になるのは、料金より周辺の条件です

データ繰り越しなし・留守番電話は月¥330円・3GBを超えると段階が上がる—— 比較記事ではまとまっていない料金以外の弱点11を、各社公式の検証データだけで並べました。 実額で負ける条件も、勝つ条件も同じ基準で出します。

文・データ: SIM実額ナビ編集部料金の最終確認: 2026年8月26日出典: 各社公式・中立方針

結論

楽天モバイルが向かないのは、通話が少なく、毎月使うデータ量がだいたい一定な人です。 段階制のため3GBを1バイトでも超えると月額が¥1,100上がり、 留守番電話(月¥330円)やデータ繰り越しの無さが、他社と比べたときの純粋な不利として残ります。 反対に向くのはRakuten Linkで電話をよくする人使う容量が月によって大きく変わる人です。 当サイトが容量10段階×通話4種類の40条件で実質月額を計算したところ、楽天モバイルが最安になったのは17条件(1GB(かけ放題)、2GB(通話少なめ・通話ふつう・かけ放題)、3GB(通話少なめ・通話ふつう・かけ放題)、5GB(かけ放題)、10GB(かけ放題)、15GB(かけ放題)、20GB(かけ放題)、30GB(かけ放題)、50GB(かけ放題)、無制限(通話量を問わず))でした。料金が向かなくても、エリア次第で使えるかどうかが先に決まる点も合わせてご確認ください(2026年8月26日時点・各社公式で検証)。

料金以外で、不利になりやすい11

月額の安さは比較記事でもよく書かれています。ここでは料金表に出てこない条件だけを、各社公式の検証データで並べました。 良い面(Rakuten Linkの無料通話など)も同じ表に含め、不利な面だけを強調することはしていません。

楽天モバイルの料金以外の条件(全11点・各社公式の検証データより・2026年8月26日時点・SIM実額ナビ調べ)
項目条件出典
留守番電話月¥3302024年12月1日に有料化されました。それ以前は無料だったため、古い記事では「楽天モバイルは留守電が無料」と書かれていることがありますが、現在は月330円です。着信転送は無料で、Rakuten Linkの無条件転送なら通話料もかかりません。楽天モバイル公式(留守番電話)
データ繰り越しなし使わなかったデータ容量を翌月に持ち越す仕組みがありません。容量は段階制で自動的に決まるため、「繰り越す」という操作自体が存在しない設計です。楽天モバイル公式(料金プラン)
段階制の崖+¥1,100/+¥1,1003GBを1MBでも超えると¥1,078から¥2,178に上がり、20GBを超えるとさらに¥3,278まで上がります。使った量で自動的に決まる分、自分で上限を決めて抑える使い方はできません。楽天モバイル公式(料金プラン)
標準の電話アプリの通話料22円/30秒無料通話は専用アプリ「Rakuten Link かけ放題」が前提です。専用アプリRakuten Link経由の国内通話が無料(一部番号除く)。標準の電話アプリで話すと22円/30秒(1分44円)が課金されます。標準アプリでかけ放題にしたい場合は「15分(標準)通話かけ放題」(月¥1,100)が必要です(標準電話アプリ用の有料オプション)。楽天モバイル公式(料金プラン)
プラン変更手続きが無い料金プランは1つだけで、毎月のデータ利用量に応じて段階が自動で決まる(3GBまで/20GBまで/無制限)。容量を選ぶ「プラン変更」という手続きがそもそも存在しない。楽天モバイル公式(最強プラン詳細)
使い切ったあとの速度公式に数値の記載なし「高速データ無制限エリアにおいては、月間のデータ利用量に上限はありません」。使い切りによる制限そのものが無く、制限後の速度という規定が存在しない。 混雑時などに速度制御する場合がある旨の記載あり(速度値・しきい値は公式に記載を確認できず)。海外ローミングは月2GB超で最大128kbps楽天モバイル公式FAQ
海外ローミング月2GBまで無料毎月2GBまで、追加料金なしで海外のデータ通信が使えます。107以上の国・地域が対象で、申し込みは不要(my楽天モバイルアプリで海外ローミングをオンにするだけ)。Rakuten最強プランに標準で付いています。2GBを超えると最大128kbpsになりますが、1GBあたり500円で追加できます。楽天モバイル公式(海外でのご利用)
未成年の契約フィルタリング月¥550が必須年齢の下限が設定されておらず、小学生でも本人名義で契約できます。今回調べた中で最も間口が広い会社です。「法定代理人同意書 兼 支払名義人同意書」の提出が必要ですが、Webでの申し込みでも提出できます(店舗の場合は子どもと親権者の2名で来店)。 未成年名義で契約できる代わりに、フィルタリングが月550円で加入必須です。これは今回調べた16社の中で最も高い金額で、実質的な月額に上乗せされます。「未成年でも契約できる=お得」ではない点に注意してください。楽天モバイル公式(未成年のお申し込み)
eSIMを物理SIMへ戻す¥0で行けて¥3,300で戻る交換先がeSIMなら0円、交換先が物理SIMカードなら3,300円。同じ「SIM再発行」の手続きなのに、向きによって金額が変わる。楽天モバイル公式(各種手数料)
iPhoneの設定APN設定は不要公式に「iPhoneはAPN設定不要、キャリア設定アップデートで完了」と記載されています(iPadは必要)。ただし他社のAPN構成プロファイルが端末に残っていると通信できないため、乗り換え前に削除しておく必要があります。楽天モバイル公式(iOS初期設定)
事務手数料(複数回線目)5回線目から1回線3,850円同一名義での契約が1〜4回線目までは0円ですが、累計5回線目以降は2025年11月19日から1回線につき3,850円がかかり、開通した翌々月に確定します(サービス開始の2020年4月8日以降に契約した回線は、解約済みでも累計に数えられます)。1人で1〜4回線までしか使わない場合は影響しません。楽天モバイル公式(各種手数料)

※ データに無い項目は載せていません。未成年の契約については未成年・子どもの契約、 留守番電話の全社比較はこちら、海外での使い方は海外で使える格安SIMにまとめています。

楽天モバイル3GBを超えると、月¥1,100上がります

楽天モバイルは使った量で料金が自動的に決まる仕組みです。「使った分だけ」と説明されますが、 実際には段階の境目で急に上がります。3GBを少しでも超えた月は、月額が¥1,100高くなります。容量を自分で選ぶプランと違って上限が読めないため、ここを知らずに契約すると想定外の請求になります (2026年8月26日時点・初期費用込み・税込・割引なしの純額)。

使った量ごとの楽天モバイルの実質月額と、その量でいちばん安い会社(2026年8月26日時点の当サイト算出)
使った量楽天モバイル通話少なめその量の最安
1GB¥1,078日本通信SIM ¥818+¥260
2GB¥1,078この会社が最安
3GB¥1,078この会社が最安
4GB¥2,178HISモバイル ¥1,488+¥690
5GB¥2,178HISモバイル ¥1,488+¥690
7GB¥2,178HISモバイル ¥1,488+¥690
10GB¥2,178日本通信SIM ¥1,528+¥650
15GB¥2,178日本通信SIM ¥1,528+¥650
20GB¥2,178日本通信SIM ¥1,528+¥650
25GB¥3,278日本通信SIM ¥2,316+¥962
30GB¥3,278日本通信SIM ¥2,316+¥962
50GB¥3,278日本通信SIM ¥2,316+¥962
ただし、通話をよく使うなら結論が変わります

上の表は通話が少ない前提です。かけ放題を使う条件で計算し直すと、楽天モバイルは調べた12区間すべてで最安になりました。 通話料がかからない仕組みがあるぶん、他社が通話オプション代を上乗せするのに対して差が出ます。 つまり楽天モバイルが向いているのは「3GB以内に収まる人」か「電話をよく使う人」で、 その中間(通話は少なく、データは3GBを超える)がいちばん割高になります。

※ 段階が上がる境目は3GB超(+¥1,100)、20GB超(+¥1,100)です。 ※ 掲載や報酬の有無で説明を変えていません。この会社が割高になる条件も同じ基準で載せています(サイトポリシー)。 ※ 自分の使い方での金額は料金計算で確認できます。

楽天モバイルが最安になるのは、17通りの条件です

データ容量10段階と通話の使い方4通りを掛け合わせた40通りの条件で、収録している全ブランドの実質月額を計算しました。楽天モバイルが対応しているのは40通りで、そのうち17通りで最安でした(2026年8月26日時点・初期費用込み・税込・割引なしの純額)。

最安になるのは1GB(かけ放題)、2GB(通話少なめ・通話ふつう・かけ放題)、3GB(通話少なめ・通話ふつう・かけ放題)、5GB(かけ放題)、10GB(かけ放題)、15GB(かけ放題)、20GB(かけ放題)、30GB(かけ放題)、50GB(かけ放題)、無制限(通話量を問わず)です。 ここに当てはまるなら、楽天モバイルより安い選択肢は当サイトの収録範囲にはありません。

楽天モバイルが最安になる条件(実質月額・初期費用込み・税込・2026年8月26日時点の当サイト算出)
データ量通話楽天モバイルの実質月額
1GBかけ放題¥1,078
2GB通話少なめ¥1,078
2GB通話ふつう¥1,078
2GBかけ放題¥1,078
3GB通話少なめ¥1,078
3GB通話ふつう¥1,078
3GBかけ放題¥1,078
5GBかけ放題¥2,178
10GBかけ放題¥2,178
15GBかけ放題¥2,178
20GBかけ放題¥2,178
30GBかけ放題¥3,278
50GBかけ放題¥3,278
無制限通話なし¥3,278
無制限通話少なめ¥3,278
無制限通話ふつう¥3,278
無制限かけ放題¥3,278

最安ではないが、差が小さい条件

差が数十円なら、料金以外の条件(繰り越し・テザリング・使い切ったあとの速度など)で選ぶ余地があります。 それらは下の「楽天モバイル の条件を、料金以外もまとめて」に出典つきでまとめています。

楽天モバイルが最安ではない条件のうち、差が小さいもの(2026年8月26日時点)
データ量通話楽天モバイルその条件の最安
1GB通話少なめ¥1,078日本通信SIM ¥818+¥260
1GB通話ふつう¥1,078日本通信SIM ¥818+¥260
2GB通話なし¥1,078BB.exciteモバイル ¥690+¥388

※ 家族割・光セット割などの条件付き割引は含めていない単独契約の純額です。条件に当てはまる人はこれより安くなります。 ※ 掲載や報酬の有無で順位を変えていません。最安にならない条件も同じ基準で載せています(サイトポリシー)。 ※ 自分の使い方での順位は料金計算で確認できます。

楽天モバイルのよくある誤解

以前は正しかったために、今も古いまま紹介されている情報です。各社公式で確認した最新の事実に置き換えます。

楽天モバイルは留守番電話が無料で使える

いまは: 2024年12月1日に有料化され、現在は月330円です。

以前の楽天モバイルは留守番電話が無料でした。そのため「楽天は留守電も無料」と紹介する記事が多く、今もその記述が残っています。しかし2024年12月1日に有料化され、現在は月330円です。着信転送は引き続き無料で、Rakuten Linkの無条件転送なら通話料もかかりません。

出典: 楽天モバイル公式2026年8月26日に確認)

楽天モバイルは未成年でも契約できるから、子ども用に一番おトク

いまは: 契約はできますが、フィルタリングが月550円で加入必須。実質の負担は最も高い部類です。

楽天モバイルは年齢の下限がなく、小学生でも本人名義で契約できます。これを「子ども用に最適」と紹介する記事がありますが、18歳未満の契約ではフィルタリング「あんしんコントロール」(月550円)への加入が必須で、これは調べた16社の中で最も高い金額です。月550円は年間6,600円で、プランの安さを打ち消すこともあります。契約できることと安いことは別問題です。

出典: 楽天モバイル公式2026年8月26日に確認)

格安SIMのよくある誤解・古い情報を、まとめて見る →

楽天モバイルについてのよくある質問

楽天モバイルの欠点は何ですか?
料金そのものより、周辺条件に不利な点が集まっています。データ繰り越しが無く、留守番電話は2024年12月1日から月¥330円の有料です。無料通話は専用アプリ「Rakuten Link」が前提で、標準の電話アプリで話すと22円/30秒かかります。容量は3GB・20GB・無制限の3段階で自動的に決まり、3GBを1MBでも超えると月額が¥1,100上がります(2026年8月26日時点・各社公式で検証)。
楽天モバイルの落とし穴は?
いちばん見落とされやすいのは段階制の崖です。3GBまで¥1,078ですが、3GBを超えた瞬間に¥2,178へ、20GBを超えるとさらに¥3,278へと、使った量に応じて自動的に跳ね上がります。容量を自分で決めて抑える使い方はできません。また契約から数えて5回線目以降は、2025年11月19日から1回線につき3,850円の事務手数料がかかります(1〜4回線目は0円)。
楽天モバイルはやめたほうがいいですか?
使い方によります。当サイトが容量10段階×通話4種類の40条件で実質月額を計算した結果、楽天モバイルが最安になったのは17条件でした。具体的には1GB(かけ放題)、2GB(通話少なめ・通話ふつう・かけ放題)、3GB(通話少なめ・通話ふつう・かけ放題)、5GB(かけ放題)、10GB(かけ放題)、15GB(かけ放題)、20GB(かけ放題)、30GB(かけ放題)、50GB(かけ放題)、無制限(通話量を問わず)です。通話が多くRakuten Linkを使う人や、毎月の使用量にばらつきがあって容量を決めづらい人には向いています。一方、通話が少なく、使う容量がだいたい一定な人は、他社のほうが実額で安くなることがあります。
楽天モバイル最強プランの落とし穴は?
「最強プラン」という名称ですが、段階制ゆえの崖があります。3GBまでは¥1,078で他社と並んで安い水準ですが、超えると¥2,178、さらに20GBを超えると¥3,278まで自動的に上がります。使用量が読めない月があると、想定より高い段階で請求されることがあります。容量を自分で選んで固定したい人には不向きです。
楽天モバイルの2,980円プランは無制限ですか?
「2,980円」は税抜の表示で、税込では¥3,278です。そして無制限になるのは20GBを超えた段階からで、最初から無制限料金になるわけではありません。実際の料金は使った量によって¥1,078(3GBまで)・¥2,178(20GBまで)・¥3,278(無制限)の3段階です(2026年8月26日時点・税込)。
楽天モバイルの弱点は何ですか?
通話とデータ周辺の条件に集まっています。データ繰り越しが無いこと、留守番電話が月¥330円かかること、使い切ったあとの速度が公式に数値で案内されていないこと(上限自体が無いための仕様)、そして海外では月2GBを超えると最大128kbpsに落ちることです。一方で、Rakuten Linkを使った国内通話は無料で、未成年でも本人名義で契約できる間口の広さは強みです。弱点と強みは同じ仕組みから生まれています。

それでも、Rakuten Linkで電話をよくするなら

ここまでの弱点を踏まえても、通話が多くRakuten Linkを使う人には実額で有利です。申し込み前に、自宅と職場のエリアを公式マップで確認してください。

実質月額
¥2,178
初期費用
¥0

最強プラン/標準的な使い方での当サイト算出(初期費用込み・税込・割引なしの純額・2026年8月26日時点)

ここまでの条件が合わないなら

通話が少なく、毎月使う容量がだいたい一定なら、他社のほうが実額で安くなることがあります。 自分の使い方でどこが安いかは、シミュレーターに条件を入れると分かります。

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この検証について

ここに載せた事実は、すべて楽天モバイル公式サイト・公式FAQを当サイトが2026年8月26日までに確認したものです。 比較サイトや口コミサイトの記述は根拠にしていません。ランキングの計算方法や料金データはこのページのために変更しておらず、 通常のシミュレーター・比較表と同じ決定論の計算エンジンの出力をそのまま使っています。 掲載や報酬の有無で説明を変えていません(サイトポリシー)。

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