未成年本人の名義で契約できるのは3社だけ。 そして本当に効いてくるのは契約名義よりもフィルタリングの料金差です。 全16ブランドの公式サイトを2026年7月22日に確認しました。
①未成年本人の名義で契約できるのは楽天モバイル(年齢下限なし)、povo2.0(13歳〜)、y.u mobile(12歳〜)の3社。それ以外は親名義で契約し、子どもを利用者として登録します (UQ mobileとY!mobileは店頭のみ対応)。 ②フィルタリングが無料なのは5社だけで、いずれも大手キャリア直系です。 MVNO 11社はすべて有料で月220〜550円かかります。 ③注意したいのが楽天モバイル ─ 未成年名義で契約できる代わりに、 フィルタリングが月550円で加入必須(16社中で最高額)です。 「契約できる=お得」ではありません(2026年7月22日時点・各社公式で確認)。
18歳未満が使う場合、フィルタリングの提供は青少年インターネット環境整備法で事業者に義務づけられています。 ただし法律が求めているのは「提供すること」であって「無料で提供すること」ではありません。 その結果、無料の会社と月550円の会社に分かれています。
いずれも大手キャリア直系のブランドです。自社でフィルタリングを開発・提供しているため無料で出せます。
多くはデジタルアーツ社の「i-フィルター」を仕入れて提供しているため、その分の費用がかかります。
月550円は年間で¥6,600、月396円でも年間¥4,752です。プランの月額が数百円安くても、フィルタリングで逆転することがあります。子ども用に選ぶときは、必ず合計で比べてください。
| ブランド | 未成年名義 | 最低年齢 | フィルタリング | 利用者登録 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|
povo2.0 | 本人名義で可 | 13歳 | 無料 | あり | 公式 |
y.u mobile | 本人名義で可 | 12歳 | 月¥330 | あり | 公式 |
楽天モバイル | 本人名義で可 | — | 月¥550 | — | 公式 |
UQ mobile | 店頭のみ | — | 無料 | あり | 公式 |
Y!mobile | 店頭のみ | — | 無料 | あり | 公式 |
ahamo | 不可(親名義) | — | 無料 | あり | 公式 |
LINEMO | 不可(親名義) | — | 無料 | あり | 公式 |
イオンモバイル | 不可(親名義) | — | 月¥220 | あり | 公式 |
BIGLOBEモバイル | 不可(親名義) | — | 月¥220 | あり | 公式 |
NUROモバイル | 不可(親名義) | — | 月¥275 | あり | 公式 |
LIBMO | 不可(親名義) | — | 月¥330 | — | 公式 |
mineo | 不可(親名義) | — | 月¥385 | あり | 公式 |
IIJmio | 不可(親名義) | — | 月¥396 | あり | 公式 |
日本通信SIM | 不可(親名義) | — | 月¥396 | あり | 公式 |
HISモバイル | 不可(親名義) | — | 月¥396 | — | 公式 |
BB.exciteモバイル | 不可(親名義) | — | 月¥396 | — | 公式 |
※「不可(親名義)」は、親の名義で契約して子どもを利用者として登録すれば使えるという意味です。使えないわけではありません。 ※ 各セルにマウスを載せると条件が出ます。公式に記載が確認できなかった項目は「—」のままにしています。
楽天モバイル本人名義で可年齢の下限が設定されておらず、小学生でも本人名義で契約できます。今回調べた中で最も間口が広い会社です。「法定代理人同意書 兼 支払名義人同意書」の提出が必要ですが、Webでの申し込みでも提出できます(店舗の場合は子どもと親権者の2名で来店)。
注意 未成年名義で契約できる代わりに、フィルタリングが月550円で加入必須です。これは今回調べた16社の中で最も高い金額で、実質的な月額に上乗せされます。「未成年でも契約できる=お得」ではない点に注意してください。
出典: 楽天モバイル公式
povo2.013歳〜13歳以上であれば本人名義で契約できます。未成年の場合は親権者の同意が必要で、書面ではなく「親権者が同席のうえで手続きする」形です。オンラインで完結します。13歳未満の場合は親権者名義で契約し、子どもを利用者として登録します。
出典: povo2.0公式
y.u mobile12歳〜12歳以上から本人名義で契約できますが、条件があります。シェアプランの追加SIMに限られ、かつシェアプランの契約者が親権者または未成年後見人であることが必要です。単独での契約は18歳以上のみです。
出典: y.u mobile公式
UQ mobile店頭のみオンラインショップでは未成年名義の契約はできず、店頭でのみ手続きできます。親権者同意書(フィルタリングサービス申込書と兼用)と親権者の本人確認書類が必要で、原則として同伴が求められます(同伴できない場合は電話で確認)。契約者を大人、利用者を未成年とする形であればオンラインでも申し込めます。
注意 契約できる最低年齢について、公式ページに明示的な記載を確認できませんでした。
出典: UQ mobile公式
Y!mobile店頭のみ公式FAQに「オンラインストアでは未成年のお客さまがご契約者となるお申し込みは受け付けしていません」と明記されています。契約者が成人であれば、未成年を利用者として申し込むことはできます(対象機種に制限あり)。
注意 店頭での契約可否と最低年齢について、公式ページで確認できませんでした。
出典: Y!mobile公式
子どもが就職や進学で自分の支払いに切り替えたいとき、名義変更ができないと契約し直すしかありません。 番号を引き継ぐには乗り換えの手続きが必要になり、初期費用もかかります。 数年後を見据えるなら、ここも比較の材料になります。
2026年7月22日に、全16ブランドの公式サイト・公式FAQを1件ずつ確認しました。 比較サイトやブログは根拠にしていません。表の各行から出典へリンクしています。公式に記載が確認できなかった項目は推測で埋めず「—」または注記として明示しています (UQ mobileとY!mobileの契約可能な最低年齢、一部MVNOの利用者登録制度の有無などは確認できませんでした)。 フィルタリングは法律上の義務ですが、「あるはず」で埋めることはせず、各社の公式ページで名称と料金を確認しています。
子ども向けの料金プランの比較は子ども向けの格安SIM、 LINEのID検索が使えるかはLINEの年齢確認、 家族でまとめる場合の割引は家族割の比較にまとめています。