【2026年11月7日に公式で確認】格安SIMはなぜ広がらないのか。総務省の数字と、ためらう理由への答え

格安SIMは安いと聞くのに、まわりでは大手のままの人が多い。本当に広がっていないのか、何がネックなのかを事実で知りたい。
この記事で分かること
- MVNOの割合は18.5%(総務省・2026年3月末)、前年同期より1.5ポイント増
- 店舗・速度・サポート・手続きに、総務省と各社の公式で答える
- 意見は載せず、確かめられる事実だけを書く
18.5%移動系通信の契約数に占めるMVNOの割合
【結論】割合は18.5%で増えている。注意点は店舗と混雑時の速度
総務省の公表(2026年3月末)では、移動系通信の契約数に占めるMVNO(格安SIM)の割合は18.5%で、前年同期より1.5ポイント増えています。ためらう理由として総務省が注意点に挙げているのは、店舗が少なくオンライン対応が主なこと、混み合う時間に速度が下がる場合があることです(2026年11月7日確認)。
MVNOの割合は18.5%です。NTTドコモが32.9%、KDDIグループが26.2%、ソフトバンクが18.7%、楽天モバイルが3.6%で、MVNOは前年同期から1.5ポイント増えています。
総務省が注意点に挙げているのは、店舗が少なくオンライン対応が主なことと、混み合う時間に速度が下がる場合があることです。エリアと通話の品質は大手と同じ・同等と説明されています。
ここでは、総務省が公表している、移動系通信の契約数の事業者別シェアを並べます。MVNOは、大手のネットワークを借りて携帯電話サービスを提供する事業者です。
| 事業者 | シェア | MVNO提供分を含む |
|---|---|---|
| NTTドコモ | 32.9% | 39.5% |
| KDDIグループ | 26.2% | 31.4% |
| ソフトバンク | 18.7% | 24.6% |
| 楽天モバイル | 3.6% | 4.5% |
| MVNO | 18.5% | — |
| MVNOの契約数は4,277万(前期比は0.4ポイント増、前年同期比は1.5ポイント増)。このうちSIMカード型が1,817万、通信モジュールが1,601万です(契約数が3万以上のMVNOサービスの区分別)。 | ||
数字を読むときの注意が3つあります。MVNOの数字には通信モジュールの契約が含まれ、SIMカード型だけの割合ではありません。KDDIグループにはKDDI・沖縄セルラー・UQコミュニケーションズが含まれ、同じグループのMNOの回線を使って提供するものは、総務省の集計ではMVNOに入りません。楽天モバイルのシェアは、MNOとしてのシェアです。
総務省の用語集では、格安スマホ/格安SIMは「大手携帯会社のメインブランドと比べて比較的安価なサービス」で、主としてMVNOのサービスがこれに当たると説明されています。上の割合は、MVNOだけの数字です。
ためらう理由に、公式の記載で答える
ここでは、乗り換えをためらう主な理由5つについて、総務省と各社の公式に書かれていることを並べます。意見や推測は載せていません。
| ためらう理由 | 公式の説明 |
|---|---|
| 店舗が少ない | 総務省は、MVNOの注意点として「店舗が少なくオンライン対応が主」と説明しています |
| 同じ総務省の資料に、直営店舗を運営する携帯ブランドや、家電量販店・提携店舗で申し込める携帯ブランドもあると書かれています。当サイトが公式を読んだ10社では、店舗の案内が公式にあるのはau・ソフトバンク・ワイモバイル・UQ mobile・楽天モバイル・mineo・IIJmioの7社、窓口が限られるのはahamo、店舗で契約も相談もできないのはLINEMOです。会社別は乗り換えの相談先にあります。 | |
| 速度が遅い | 通信エリアは大手と同じです。ネットワークの一部を借りているため、お昼休みや通勤時間帯、夜間など混み合う時間は速度が下がる場合があると、総務省は説明しています |
| 総務省は、MVNOの速度を計測する方法のガイドラインに基づき、通信速度を計測して公表している事業者もあるので、気になる人は確かめるよう案内しています。この下がり方は、MVNOが設備投資を抑えて低価格のサービスを実現していることの裏返しでもあると、総務省は説明しています。 | |
| サポートが不安 | 各社のサポートは、電話ではなくオンライン(チャットやメール)が中心の場合があると、総務省は説明しています |
| 電話の問い合わせは、フリーダイヤル(無料)か、ナビダイヤル(有料)か、通常の電話番号かを、契約の前に確かめるよう総務省が案内しています。電話での問い合わせの窓口は、会社によって違います。 | |
| 手続きが難しそう | 総務省は、格安スマホ/格安SIMの多くが、オンラインを中心に新規契約の申し込みを受け付けていると説明しています |
| eSIMなら、オンラインで乗り換えの手続きを完了できると、総務省は紹介しています。乗り換え先がワンストップ方式に対応していれば、予約番号を取らずに申し込めます(対応の一覧)。オンラインの契約は、ICチップの読み取りによる本人確認が原則必須です。手続きの前に確かめることは乗り換える前にやることにまとめています。 | |
| エリアや通話品質が違う | 通信エリアは大手と同じで、電話(音声通信)の品質は大手と同等と、総務省は説明しています |
| 通話料は安い場合があるとも書かれています。標準搭載の電話アプリを使った通常の電話の通信品質は大手と同等だと、総務省は説明しています。 | |
総務省は、MVNOに乗り換えた方の満足度は、MNOに乗り換えた方よりも高い傾向がみられるとも説明しています(総務省調べ)。
自分に合うかを確かめる
ここでは、判断に使えるページを3つ挙げます。
- 格安SIMとは:しくみ、メリット、デメリットを、公式の記載にそって説明しています。
- 格安SIMをやめたほうがいい人:当てはまる条件を5つにまとめています。
- 乗り換えの相談先:会社ごとの店舗と、電話・チャットの窓口を比べています。
格安SIMの普及のよくある質問
格安SIMはなぜ普及しないのですか?
総務省の公表(2026年3月末)では、移動系通信の契約数に占めるMVNO(格安SIM)の割合は18.5%で、前年同期より1.5ポイント増えています。
ためらう理由として総務省が注意点に挙げているのは、店舗が少なくオンライン対応が主なことと、混み合う時間に速度が下がる場合があることです。
格安スマホはなぜ普及していないのですか?
MVNOの契約数は4,277万で、移動系通信の契約数の18.5%です(総務省・2026年3月末)。この契約数には通信モジュール(1,601万)も含まれます。
大手のNTTドコモは32.9%、KDDIグループは26.2%、ソフトバンクは18.7%です。
格安SIMに乗り換えると、速度は遅くなりますか?
お昼休みなどの混み合う時間は、データ通信の速度が下がる場合があります。通信エリアは大手と同じで、標準の電話アプリで話す通常の通話の品質は大手と同等です(総務省の携帯電話ポータルサイト)。
速度を計測して公表している事業者もあるので、気になる場合は確かめます。
格安SIMは店舗がなくて不安です。相談できますか?
店舗が少なく、オンライン対応が主なのは総務省も注意点に挙げています。ただし、直営店舗を運営するブランドや、家電量販店などで申し込めるブランドもあります。
当サイトが公式を読んだ10社では、7社に店舗の案内があります。
まとめ:数字は増えている。合うかは使い方で決まる
割合は18.5%で、増えています。店舗が要る人、混み合う時間に使う人は、会社ごとの窓口と速度の公表を確かめてから選べます。選ぶときは格安SIMとはとやめたほうがいい人の条件が役に立ちます。
役に立ったら、家族や友だちに送ってください
出典
料金は各社の公式ページに載っている税込の額です(2026年11月7日に確認)。MVNOの契約数とシェア(総務省)・ためらう理由への公式の説明は2026年11月7日に各社公式で確認しました。
- 総務省 電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(令和7年度第4四半期(3月末))
- 総務省 同 別紙(PDF)
- 総務省 携帯電話ポータルサイト 5.格安スマホ/格安SIMってなに?
- 総務省 携帯電話ポータルサイト 4.携帯ブランドはこんなにある!
- 総務省 携帯電話ポータルサイト 疑問を解決
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