【2026年11月7日に公式で確認】海外旅行のスマホは、出発前にロックと探す機能を整え、盗まれたら端末と回線の順に止める

海外旅行にスマホを持っていく。スリや置き引きが心配で、どう持ち歩けばいいのか、盗まれたり失くしたりしたら何をすればいいのかが分からない。
この記事で分かること
- 出発前に探す機能とロックを整える
- 貴重品は身体の前で持つ
- 盗まれたら端末、回線の順に止める
2つ先に止めるもの(端末のロックと回線)
【結論】備えは出発前に、起きたら端末のロックから
海外でスマホを盗まれたら、先に「紛失としてマーク」で端末をロックし、次に契約先へ回線の停止を連絡します(2026年11月7日確認)。
端末を探す機能は、盗まれる前にオンにしておく必要があります。持ち歩くときは、外務省が書くとおり、貴重品を手から離さず、身体の前で持ちます。盗まれたときは、端末をロックし、契約先に回線の停止を連絡し、警察に届け出ます。
出発前に済ませること
ここでは、盗まれたり失くしたりする前に、端末で済ませておくことを知りたい方向けにまとめます。盗まれたあとでは設定できないものが多くあります。
| 項目 | iPhone | Android |
|---|---|---|
| 端末を探す機能 | 「探す」をオンにしておく。盗まれる前に有効にしていないと、紛失としてマークも遠隔消去もできない | Googleアカウントにログインし、位置情報と、設定 > セキュリティ > Find Hub の「デバイスの場所の特定を許可」をオンにする |
| ロックを固める | 「盗難デバイスの保護」(iOS 17.3以降)。設定 > Face IDとパスコード。盗まれる前にオンにしておく | PIN・パターン・パスワードを設定する。オフラインのデバイスを探すにも必要 |
| 電源が切れたとき | 電源が入り、Wi-Fiかモバイルデータにつながっているときだけ、オンラインで表示される | 「オフラインのデバイスを探す」。Pixel 8シリーズなどの対応機種は、電源が切れて数時間はFind Hubネットワークで探せる |
| SIMのPIN | 設定 > モバイル通信 > SIM PIN。再起動やSIMの取り外しのたびにSIMがロックされる。推測で入力しない | 契約先の案内で設定する(ドコモ・au・ソフトバンクはPINコードの設定をすすめている) |
| 控えておく番号 | シリアル番号。端末が手元になくても調べられ、警察に求められることがある | IMEI番号。設定かFind Hubで確認でき、携帯通信会社が端末の無効化に使うことがある |
| アカウント | 信頼できる別の端末(iPadやMacなど)で、Apple Accountの情報を確認できるようにしておく | ログイン確認用のバックアップコードを作る。メインの端末が確認コードの受け取りに使われていることがある |
Appleは、eSIMは紛失や盗難でも取り出せないので、物理的なSIMよりも安全と案内しています。SIMカードの扱いはeSIMとSIMカードにまとめています。
持ち歩くときの持ち方
ここでは、スリ・置き引き・ひったくりを避ける持ち方を、外務省の海外安全情報のとおりに並べます。国ごとの基礎データの記載は、その国の例です。
| 場面 | 外務省の説明 |
|---|---|
| カバンの持ち方 | いつも手から離さず、やむを得ず手を離しても体に触れているように置く(虎のマキオ君) |
| 貴重品の置き場所 | ズボンのポケットなど、盗まれやすいところには保管しない(虎のマキオ君) |
| 体の前で持つ | 車道側の手で持たず、身体の前で持つ(イタリア)。携行品を身体の前で保持するのは、スリ対策にも効果的(イタリア) |
| 食事のとき | 地面やテーブルの上に置かず、体から離さない。椅子に掛けたショルダーバッグや、足元に置いたカバンの置き引きが事例にある(フランス・虎のマキオ君) |
| テラス席 | 道路側から手が届き、逃げやすいため、特にリスクが高い。荷物はポケットにしまうか、手の届かない場所に置く(フランス) |
| 保安検査場 | 携帯電話や貴重品から離れざるを得ず、注意がそれやすい。検査を受けている間も目を離さない(フランス) |
| 歩いているとき | スマートフォンの操作や通話、音楽を聴くことを控える(ラオス)。バイクが近づいたら立ち止まり、通り過ぎるのを確認する(イタリア) |
| 体に掛ける持ち方 | バッグのたすき掛けはひったくりの予防に効果的だが、引きずられて怪我をするリスクがあり勧めない。身体に危険が及ぶときは手を離すことも必要(フランス) |
外務省は、ひと目で旅行者と分かる身なりを避け、外出時には多額の現金や貴重品を持ち歩かないようにと書いています。
盗まれたときにすること
ここでは、海外でスマホを盗まれたときの順番を、AppleとGoogleと各社の公式のとおりにまとめます。
- 身の安全を第一にする。外務省は、万が一犯罪にあったら生命の安全を第一に考えて行動するよう書いています。地図で覚えのない場所に端末が出ても、自分で探し出そうとせず、警察に連絡します(Apple)。
- 端末をロックする。iPhoneは、別の端末の「探す」かiCloud.com/findで「紛失としてマーク」します。盗まれたときは、連絡先情報を入れず、「探す」から端末を削除しません(削除するとアクティベーションロックが解除されます)。Androidは、別の端末のFind Hubアプリかandroid.com/findで「紛失としてマーク」します。
- 回線を止める。次の表の連絡先に、現地から連絡します。
- アカウントを守る。Apple Accountは、別の信頼できる端末で、デバイスの一覧とサインインとセキュリティを確認します。覚えのない変更があれば、パスワードを変更します。盗まれる前に「探す」を有効にしていなかったときは、すぐにパスワードを変更します(Apple)。
- 警察に届け出る。iPhoneはシリアル番号を求められることがあります(Apple)。auは、補償サービスの利用に届け出の情報が必要と案内しています。
- 見つからないときは、遠隔消去と補償を考える。消去は元に戻せないため、ほかの方法を試したあとにします。Androidは、消去したあとに端末が見つかっても、再び使うにはGoogleアカウントのパスワードが必要です。
| 会社 | 海外からの連絡 | 公式の注意 |
|---|---|---|
| ドコモ | ドコモのケータイから「+」(0を1秒以上長押し)+81-3-6832-6600。一般電話などからは、滞在国の国際電話アクセス番号に続けて同じ番号。24時間・日本語。ガイダンスで紛失・盗難は「1」 | 海外では「おまかせロック」「ケータイお探しサービス」が使えない。紛失・盗難のあとの通話・通信料も利用者の負担 |
| au | 海外利用に関するお問い合わせ(au公式) | 回線を停止すると端末の「探す」機能が使えなくなるので、停止の前に使う。日本国内専用の機種でも、差し込まれたau ICカードは別の携帯電話で使われる可能性がある |
| ソフトバンク | ソフトバンク国際コールセンター。海外から+81-92-687-0025(有料。ソフトバンク携帯電話からは無料)。24時間無休 | USIMカードは別の携帯電話機に差し込んでも使える。USIMカードを差し込んだ携帯電話を失ったときは、緊急停止の手続きをする |
ahamo・楽天モバイル・格安SIMなどは、契約先の案内で確かめます。会社ごとの海外の決まりは海外で使える格安SIMから探せます。補償サービスに入っているときの海外での手続きは、各社の補償サービスのページにあります。
探す前に確かめること
ここでは、端末を探すときに、公式が注意している点をまとめます。
- iPhoneのロックは、紛失モードにすると、パスコードでロックされ、Apple Payのカードやパスが使えなくなります。「盗難デバイスの保護」を使っていても、盗まれたらすぐ紛失としてマークするのが最善と、Appleは書いています。
- Appleは、Appleから端末が見つかったという連絡をすることはないとして、パスコードや認証コードを人に伝えないよう案内しています。
- auは、回線を停止すると端末の「探す」機能が使えなくなると案内しています。位置を確かめたいときは、停止の前に使います。
渡航先のeSIMは海外eSIM実額ナビ、通信の設定は海外旅行のスマホの設定、充電の準備は海外旅行のスマホの充電にあります。
海外旅行のスマホの盗難・紛失のよくある質問
海外旅行のスマホの盗難対策は、出発前に何をしますか?
端末を探す機能をオンにして、ロックを固めます。iPhoneは「探す」と「盗難デバイスの保護」、AndroidはFind Hubと画面ロック(PIN・パターン・パスワード)です。
盗まれたあとでは設定できないものが多くあります。ほかに、SIMのPIN、シリアル番号やIMEI番号の控え、アカウントの確認方法を用意します(Apple・Google・2026年11月7日確認)。
海外旅行でスマホを持ち歩くとき、防犯のための持ち方はありますか?
外務省は、カバンをいつも手から離さず、やむを得ず手を離しても体に触れているように置くよう書いています。貴重品はズボンのポケットなど盗まれやすい場所に入れず、身体の前で持ちます。
食事中は、地面やテーブルの上、椅子の背に置かないようにします(外務省・2026年11月7日確認)。
海外旅行でスマホを首から下げる、ストラップや紐、チェーンでつなぐのは盗難防止になりますか?
外務省の海外安全情報は、バッグをたすき掛けにする持ち方を、ひったくりの予防に効果的としながら、引きずられて怪我をするリスクがあるため勧めないと書いています(フランス)。
身に着ける道具は、盗まれにくくなる一方でこの危険があることを知って選びます。身体に危険が及ぶときは、手を離すことも必要と書かれています(2026年11月7日確認)。
海外旅行のスリ対策で、スマホはどこに入れればいいですか?
外務省は、貴重品をズボンのポケットなど盗まれやすい場所に保管しないこと、携行品を身体の前で保持すること、車道側の手で持たないことを書いています。歩きながらのスマホ操作は控えます(ラオス)。
保安検査場では、検査を受けている間も携帯電話から目を離さないようにします(フランス・2026年11月7日確認)。
海外でスマホを盗まれたら、何をしますか?
まず安全を確保し、端末を「紛失としてマーク」してロックします(iPhoneは「探す」かiCloud.com/find、AndroidはFind Hub)。次に、契約先へ現地から連絡して回線を止め、警察に届け出ます。
盗まれたときは、連絡先情報を入れず、「探す」から端末を削除しません(Apple・2026年11月7日確認)。
海外でスマホを紛失したら、回線はどこに連絡して止めますか?
契約先の会社です。ドコモは+81-3-6832-6600、ソフトバンクは国際コールセンターの+81-92-687-0025が、公式のページに載っています。
auは海外利用に関するお問い合わせのページにあります。ahamo・楽天モバイル・格安SIMは、契約先の案内で確かめます。
紛失・盗難のあとの通話・通信料は利用者の負担とドコモは案内しています(2026年11月7日確認)。
出発前と盗まれたあとの順番
出発前に探す機能とロックを整え、持ち歩くときは身体の前で持ちます。盗まれたら、端末のロック、回線の停止、アカウントの確認、警察への届け出の順で進めます。
現地でのデータ通信は渡航先ごとの海外eSIM、充電の準備は海外旅行のスマホの充電から確かめられます。
役に立ったら、家族や友だちに送ってください
出典
料金は各社の公式ページに載っている税込の額です(2026年11月1日に確認)。盗難・紛失の対策の公式の記載は2026年11月7日に各社公式で確認しました。
- Apple サポート「iPhoneやiPadが盗まれた場合」
- Apple サポート「紛失したiPhoneやiPadを見つける方法」
- Apple サポート「iPhoneの「盗難デバイスの保護」について」
- Apple サポート「iPhoneやiPadでSIM PINを使う」
- Apple サポート「海外旅行中にiPhoneでeSIMを使う」
- Google アカウント ヘルプ「Android デバイスを紛失した場合に見つけられるようにしておく」
- Google アカウント ヘルプ「紛失した Android デバイスの位置の特定、保護、データ消去を行う」
- 外務省 海外安全ホームページ「海外安全 虎のマキオ君からのお知らせ」
- 外務省 海外安全ホームページ「海外旅行を予定されている皆様へ」
- 外務省 海外安全ホームページ「フランス 安全対策基礎データ」
- 外務省 海外安全ホームページ「イタリア 安全対策基礎データ」
- 外務省 海外安全ホームページ「ラオス 安全対策基礎データ」
- ドコモ「WORLD WINGについてのお問い合わせ」
- au「海外お役立ち情報」
- au「海外利用に関するお問い合わせ」
- au「スマートフォン/携帯電話/タブレットを紛失した場合の対処方法を知りたい」
- ソフトバンク「紛失・盗難にあったとき」
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