データを使い切ったあとどうなるかを、全21ブランドの公式サイトで1件ずつ確認しました。 1GB足す実額はHISモバイルの¥200からBIGLOBEモバイルの¥3,300まで16.5倍、 制限後の速度も128kbps〜1Mbpsで8倍の開きがあります。 どちらも料金表には出てきません(2026年8月7日に各社公式で確認)。
1GBあたりに揃えると、いちばん安いのがHISモバイルの¥200、 いちばん高いのがBIGLOBEモバイルの¥3,300です。 使い切ったあとの速度は最大1Mbpsが3社(ahamo・UQ mobile・Y!mobile)、 最大200kbps以下が14社。 さらに6社には月に買える上限があり、いちばん厳しいロケットモバイルは月1GBまでしか足せません。毎月のように追加しているなら、上の容量のプランに変えたほうが安く済みます(下で実額を計算しています)。
比較しにくいのは、会社によって売り方の単位が違うからです。7社は1GB単位ではなく、100MBや0.5GBで売っています。 表示価格のままでは比べられないので、すべて1GBあたりに直しました。
| ブランド | 1GBあたり | 公式の売り方 | 月の上限 | 有効期限 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|
HISモバイル | ¥200 | 1GB ¥200 | 100GBまで | お申込み日が属する料金月の末日 | 公式 |
日本通信SIM | ¥220 | 1GB ¥220 | 100GBまで | 記載なし | 公式 |
IIJmio | ¥220 | 1GB ¥220 | 20GBまで | チャージした当月末日(翌月に繰り越し不可) | 公式 |
BB.exciteモバイル | ¥220 | 1GB ¥220 | 記載なし | 追加した月の末日まで | 公式 |
y.u mobile | ¥330 | 1GB ¥330 | 記載なし | 有効期限なし(ただし保有上限は1プランあたり100GBで、超過分は古いものから消える) | 公式 |
LIBMO | ¥330 | 1GB ¥330 | 5GBまで | リチャージを行った日から90日間 | 公式 |
povo2.0 | ¥390 | 1GB ¥390 | 記載なし | トッピングごとに異なる(1GBは7日間) | 公式 |
J:COMモバイル | ¥440 | 500MB ¥220 | 記載なし | 購入日+90日間 | 公式 |
QTモバイル | ¥500 | 100MB ¥50 | 記載なし | ドコモ回線は購入月を含まない3ヵ月後の末日、au・ソフトバンク回線は購入月の翌月末日まで | 公式 |
イオンモバイル | ¥528 | 1GB ¥528 | 記載なし | 当月末まで(翌月に繰り越し不可) | 公式 |
mineo | ¥550 | 100MB ¥55 | 15GBまで | 翌月末まで | 公式 |
NUROモバイル | ¥550 | 1GB ¥550 | 記載なし | 購入月を含まない3か月後の月末 | 公式 |
LinksMate | ¥550 | 1GB ¥550 | 記載なし | 翌月末まで(2ヶ月後以降は繰り越されない) | 公式 |
ahamo | ¥550 | 1GB ¥550 | 記載なし | 契約した月の翌月末まで | 公式 |
LINEMO | ¥550 | 1GB ¥550 | 記載なし | 記載なし | 公式 |
DTI SIM | ¥660 | 500MB ¥330 | 記載なし | 通常プランは翌月末まで繰り越し可。「すごギガ」は購入当日の23:59まで | 公式 |
UQ mobile | ¥1,100 | 1GB ¥1,100 | 記載なし | チャージ日より62日間 | 公式 |
Y!mobile | ¥1,100 | 500MB ¥550 | 記載なし | 記載なし | 公式 |
ロケットモバイル | ¥1,650 | 100MB ¥165 | 1GBまで | チャージした日の属する月を起算月とし、その3か月後の末日まで | 公式 |
BIGLOBEモバイル | ¥3,300 | 100MB ¥330 | 記載なし | 月末に残った分は翌月へ繰り越し。失効期限は公式に記載を確認できず | 公式 |
いちばん高いBIGLOBEモバイルが高く見えないのは、100MBで¥330という売り方をしているからです。 単位を1GBに揃えて初めて¥3,300だと分かります。 なおBIGLOBEモバイル・y.u mobileは、公式の表記が税込か税抜かを確認できませんでした。 当サイトでは公式の表記のまま載せています。
データチャージは「お金を払えばいくらでも足せる」ものだと思われがちですが、月に買える量を公式で決めている会社があります。ここが上限にあたると、その月はもう高速に戻せません。
ロケットモバイルのデータチャージ「チャージ(100MB): 165円(税抜150円)/1回」「1か月間(暦月)に10回まで利用可能です」。つまり足せるのは月1GBまで。楽天回線のRプランは別体系で1GB 495円(税込)。
出典: ロケットモバイル公式
日本通信SIMのデータチャージ他社のような「チャージ購入」ではなく、マイページでデータ量の上限値を1GB単位で引き上げる従量課金方式。上限値は1GBから100GBまで設定できる。有効期限は公式に記載を確認できず。
出典: 日本通信SIM公式
HISモバイルのデータチャージ「データチャージ 200円 (税込)/1GB 最大100GBまで」。1GBずつで、使い切るまで再追加できない。翌月に繰り越し不可。チャージを使えるのは低速度制限になった場合に限られる。
出典: HISモバイル公式
当サイトは全社の実質月額(初期費用込み)を毎日計算しているので、 「チャージする」と「上の容量にする」のどちらが安いかを金額で比べられます。2026年7月31日時点の標準条件だと、こうなります。
10GBの実質最安は日本通信SIMの¥1,528。 ここに1GB足すと¥220かかります。
一方、20GBの実質最安は日本通信SIMの¥1,528で、 差はありません。
つまり1GBでも追加で買うなら、はじめから20GBを選んだほうが安く済みます。 10GBを選ぶ意味があるのは、絶対に使い切らないと分かっている場合だけです。
同じ「速度制限」でも中身は別物です。1Mbps出れば標準画質の動画も見られますが、200kbpsだと地図の表示すら重くなります。 公式に明記されている数値で分けると、こうなります。
「使い切ったら◯kbps」で終わりではありません。5社は低速のまま一定量を使うと、さらに最大128kbpsまで落ちます。 別に7社が直近3日間の使用量による制限を公式に置いています。
| ブランド | 使い切った直後 | さらにかかる制限 | 出典 |
|---|---|---|---|
IIJmio | 最大300kbps | 低速通信の状態で直近3日間の通信量が366MBを超えた翌日から、さらに規制。公式は「通信規制中の速度は非公開です」としており、規制後の速度は不明。高速通信は規制対象外 | 公式 |
HISモバイル | 最大200kbps | 低速度制限時、当日を含む直近3日間の通信量の合計が300万パケット(360MB相当)以上の場合、さらに速度を制限する場合がある | 公式 |
NUROモバイル | 最大200kbps | お試しプラン等のみ「当日を含む3日間の合計データ通信量が規定値を超えた場合に制限」。規定値の数値は公式に記載を確認できず。NEOプラン・バリュープラス等には3日間制限の規定なし | 公式 |
イオンモバイル | 最大200kbps | タイプ1のSIMカードのみ、低速通信での3日間の通信量が366MBを超えた場合に速度を制限する場合がある | 公式 |
BB.exciteモバイル | 最大200kbps | 3日あたりの低速データ通信量が366MBを超えた場合、通信速度を終日制限。直近3日あたりが366MBを下回れば解除 | 公式 |
ahamo | 最大1Mbps | 海外で15日を超えて連続利用すると海外データが最大128kbps(追加購入でも帰国まで解除できない)。海外データ30GB超でも最大1Mbps | 公式 |
povo2.0 | 最大128kbps | 一定期間内に大量の通信があった場合、混雑時間帯の速度を制限する旨の記載あり(速度値・しきい値は公式に記載を確認できず) | 公式 |
LINEMO | 最大300kbps | ベストプランは15GB超、ベストプランVは45GB超で、さらに最大128kbps | 公式 |
UQ mobile | 最大1Mbps | コミコミプランバリューは月50GB超、トクトクプラン2は月40GB超で、当月末まで最大128kbps | 公式 |
Y!mobile | 最大1Mbps | 低速化後さらに規定容量の半分(シンプル3 S/M/Lで2.5GB/15GB/17.5GB)を低速で使うと、当月末まで最大128kbps | 公式 |
楽天モバイル | 公式に数値の記載なし | 混雑時などに速度制御する場合がある旨の記載あり(速度値・しきい値は公式に記載を確認できず)。海外ローミングは月2GB超で最大128kbps | 公式 |
QTモバイル | 最大200kbps | ソフトバンク回線(Sタイプ)のみ「連続する3日間にプラン毎に規定された通信量を超えた場合、速度が制限される場合があります」。規定値と制限後速度は公式に記載を確認できず | 公式 |
ロケットモバイル | 最大200kbps | D/A/Sプランの高速プランのみ直近3日間の制限あり(1GB・2GBプランは360MB/3日間、3GBは500MB、5GBは800MB、7GBは1GB、20GBは3GB)。神プラン・鬼プラン・Rプランに3日間制限はない | 公式 |
会社によって大きく違います。全21ブランドを公式で確認したところ、最も遅いのが最大128kbps(y.u mobile・povo2.0)、最も速いのが最大1Mbps(ahamo・UQ mobile・Y!mobile)で、8倍の開きがあります。最も多いのは最大200kbpsで14社です(2026年8月7日時点・各社公式で確認)。
1GBあたりに揃えるとHISモバイルの¥200からBIGLOBEモバイルの¥3,300まで16.5倍の差があります。注意したいのは購入単位で、100MB単位や0.5GB単位で売っている会社があり、そのままの表示価格では比較になりません。例えばBIGLOBEモバイルは「100MB ¥330」という表示ですが、1GBに直すと¥3,300です(2026年8月7日検証)。
あります。ロケットモバイルは月1GBまで、LIBMOは月5GBまで、mineoは月15GBまで、IIJmioは月20GBまで、日本通信SIMは月100GBまで、HISモバイルは月100GBまでと公式に記載されています。足りなくなっても際限なく買えるわけではないため、毎月のように追加している場合は上の容量のプランに変えたほうが確実です(2026年8月7日時点)。
多くの場合、上の容量にしたほうが安くなります。2026年7月31日時点の実額で計算すると、10GBの実質最安は日本通信SIMの¥1,528、20GBの実質最安も日本通信SIMの¥1,528で、差はありません。一方、1GB追加すると¥220かかります。つまり1GBでも追加で買うなら、はじめから20GBを選んだほうが安く済みます。
かかる場合があります。7社(IIJmio・HISモバイル・NUROモバイル・イオンモバイル・BB.exciteモバイル・QTモバイル・ロケットモバイル)は、低速になったあとさらに「直近3日間で一定量を超えるとより強く制限する」という規定を公式に置いています。また5社(ahamo・LINEMO・UQ mobile・Y!mobile・楽天モバイル)は、低速で一定量を使うとさらに最大128kbpsまで落ちる二段構えです(2026年8月7日時点)。
2026年8月7日に、全21ブランドの公式サイト・公式FAQ・提供条件書を一次情報として1件ずつ確認しました。 公式に記載が確認できなかった項目は、推測で埋めず「記載なし」としています。日本通信SIM・楽天モバイルのように公式が数値を出していない場合も、 「未確認」とは分けて、その事実のまま載せています。「1GBあたり」の金額は、100MB単位・0.5GB単位で売っている会社を1GBに換算したものです。 プランや回線タイプで条件が変わる会社もあるため、申し込み前には必ず公式でご確認ください。