「データ繰り越しあり」は、いまやほとんどの格安SIMに付いています。 当サイトが公式サイトを1件ずつ確認した15ブランドのうち、14ブランドが「余ったデータは翌月末まで繰り越せる」と書いていました。 横並びなので、ここを比べても選ぶ材料にはなりません。
差がつくのはその先です。同じ「繰り越しできます」でも、繰り越したギガを翌月に本当に使い切れるかどうかは会社によって変わります。 分かれ目は3つあり、どれも公式サイトの目立たない場所に書かれています。
1つめは、繰り越し分と当月分のどちらが先に減るか。繰り越し分から先に使う会社なら、前の月の余りは無駄になりません。 逆に当月分から先に減る会社では、繰り越したギガは月末まで手つかずで残り、使わないまま期限を迎えます。 「繰り越しできます」と書いてあっても、実質的にはほとんど機能しません。15ブランド中2ブランド(LIBMO・LinksMate)がこの方式でした。さらに2ブランド(y.u mobile・BB.exciteモバイル)は、 どちらが先に減るのかを公式に書いていません。
2つめは、同じ会社でも繰り越せないプランがあること。8ブランドに、繰り越しの対象外となるプランがありました。 ブランドで選んだつもりでも、プランを取り違えると繰り越しは付いてきません。 ここは比較表の「繰り越し ○」だけを見ていると、まず気づけない部分です。
3つめは、あとから買い足したデータを繰り越せるか。足りなくなって追加購入した分は、10ブランドで繰り越しの対象外でした。 毎月ぎりぎりで買い足している人ほど、この条件が効いてきます。
例外もあります。y.u mobileだけは期限そのものがなく、上限100GBまでためておけます。 使う月と使わない月の差が大きい人には、この1社だけ条件がまったく違います。
以下は、この3点を含めた繰り越しの条件を、15ブランドの公式サイトで1件ずつ確認した結果です (2026年7月21日時点)。公式に記載が見つからなかった項目は、 推測で埋めずに「記載なし」と書いています。














