「解約金はもう撤廃された」──その情報は2025年で止まっています。 当サイトが全21ブランドの公式サイト・重要事項説明を検証したところ、2025年4月からの約1年間で、キャリア直系の5ブランドが短期解約手数料を相次いで再導入していました。 いつ・どこが・いくらを、出典つきで公開します。
①全21ブランド中15社は現在も解約金なし。 ②ただし楽天モバイル(2025年4月)を皮切りに、ahamo・UQ mobile・LINEMO・Y!mobileの5社が 「新規契約から約1年以内の解約」に対する手数料(858〜1,100円)を再導入。 ③MVNOではLIBMOの音声SIMに最低利用期間1年(解除手数料は月額1カ月分相当)が現存。 ④いずれも導入日以降の新規契約が対象で、既存契約者には原則かからない(2026年7月16日時点・各社公式で確認)。
すべて各社の公式FAQ・プレスリリースで確認したものです。リンク先が一次情報です。
| 導入日 | ブランド | 金額 | 条件 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年4月1日 | 楽天モバイル | 最大1,078円(最強U-NEXTプランは1,100円) | 以降の新規契約が対象。1年以内の解約で発生 | 公式 |
| 2025年7月1日 | ahamo | 1,100円 | 以降の新規契約が対象。1年以内の解約で発生 | 公式 |
| 2025年10月1日 | UQ mobile | 1,100円 | 以降の新規契約が対象。1年以内の解約で発生(au・povo2.0への番号移行は除外) | 公式 |
| 2026年7月1日 | LINEMO | 990円(ベストプラン)/1,100円(ベストプランV) | 以降の加入が対象。12カ月以内の解約で発生(ソフトバンク・Y!mobileへの移行は免除) | 公式 |
| 2026年7月1日 | Y!mobile | 858円(シンプル3 S/M)/1,100円(L) | 以降の加入が対象。12カ月以内の解約で発生(ソフトバンク・LINEMOへの移行は免除) | 公式 |
共通するのは「キャリア直系ブランド」「約1年以内の短期解約」「1,100円以下」という設計です。 かつての高額な違約金は2019年の電気通信事業法改正を機に業界全体で撤廃へ向かいました (当サイトの検証でもHISモバイル2019年6月・exciteモバイル2022年7月・QTモバイル2022年7月・ J:COMモバイル2023年12月などが撤廃)。その流れが2025年を境に反転した形です。 なお、各社が理由を詳細に公表しているわけではないため背景は断定できませんが、 キャンペーン目当ての短期契約への対策とみるのが自然だと編集部は考えています。
povo2.0・日本通信SIM・IIJmio・mineo・イオンモバイル・HISモバイル・NUROモバイル・exciteモバイル・BIGLOBEモバイル・y.u mobile・J:COMモバイル・QTモバイル・DTI SIM・LinksMate・ロケットモバイル
期間条件なしで解約金0円。povo2.0は基本料も0円のため、解約タイミングの損得自体がほぼありません。
解約月の日割り・満額や締め日の罠まで含めた乗り換えの実務は乗り換えタイミングに、 料金改定の動きは料金改定まとめにまとめています。
対象はいずれも導入日以降の新規契約です。たとえばUQ mobileを2025年9月に契約した人には、10月導入の解約金はかかりません。
再導入された手数料はすべて「約1年(12カ月)以内」の短期解約が対象です。それを過ぎれば0円で解約できます。
解約金がかかるとしても最大1,100円です。乗り換えで月2,000円下がるなら1カ月で回収できます。 「解約金があるから乗り換えない」は、多くの場合は損な判断です。 自分の節約額は30秒診断で計算できます。
2026年7月16日に、全21ブランドの公式サイト・公式FAQ・重要事項説明・プレスリリースを 個別に確認しました。推測は含めず、公式に記載が確認できた事実のみを掲載しています。 本調査の内容は、出典として「SIM実額ナビ(https://sim-jitsugaku.com/kaiyakukin)」を明記いただければ、 記事・ブログ・動画・SNS等で自由に引用・転載できます(CC BY 4.0)。 手数料は各社の告知により変わる可能性があるため、引用時は取得日の併記をおすすめします。
2026年7月16日時点で、全21ブランド中15社は解約金なしです。ただしキャリア系の5社(楽天モバイル・ahamo・UQ mobile・LINEMO・Y!mobile)は、新規契約から約1年以内に解約すると858〜1,100円の解約金・手数料がかかります(契約時期により対象が異なります)。またLIBMOの音声SIMには最低利用期間1年があり、期間内の解約で月額1カ月分相当(980〜3,960円)の解除手数料が発生します。
最初は楽天モバイルの2025年4月1日で、以降ahamo(2025年7月)、UQ mobile(2025年10月)、LINEMO・Y!mobile(2026年7月)と、約1年強のあいだにキャリア直系の5ブランドが相次いで再導入しました。いずれも「導入日以降の新規契約」が対象のため、それ以前からの契約者には原則かかりません。
方法は3つあります。①契約から1年(12カ月)を過ぎてから解約する(経過後は全社無料)、②免除条件を使う(LINEMO・Y!mobileはソフトバンクグループ内への移行が免除、UQ mobileはau・povo2.0への移行で除外)、③最初から解約金のない会社を選ぶ(povo2.0や大半のMVNOは期間条件なしで0円です)。なお金額は最大でも1,100円なので、乗り換えで浮く額のほうが大きければ気にしすぎる必要はありません。
違います。かつての「2年縛り・違約金9,500円」のような高額な解約金は、2019年の電気通信事業法改正をきっかけに業界全体で縮小・撤廃が進みました(当サイトの検証でも、HISモバイル2019年6月・exciteモバイル2022年7月・QTモバイル2022年7月・J:COMモバイル2023年12月など各社が撤廃しています)。今回再導入されているのは「約1年以内・約1,000円」という小型のもので、性質が異なります。ただし「解約金は完全になくなった」という古い情報のまま契約すると想定外の請求になるため、契約時期と経過月数の確認は必要です。